絶対忘れることはできないだろうと思ったことでも
それでも、いつのまにか記憶の奥へ
わかっていたつもりでも、
抗いようのない何かがおそってくるときに
また思い知る
平穏の日々が続くことで見えなくなっていくもの
忘れることへの焦燥
仕方がないことだと、言われればそれまでだけれど
それが正しいのかわからないけど、そうだと感じさせてくれる
統制されることの安心に浸かりきる
そうすることで 見失っていく数々のもの
だから
見えないけれど、見ようとすることで見えてくるものを考える
あのとき思い感じたことを
いつまでも忘れずにいたいから
ﾆﾝﾆﾝ
