風太郎日記

スノーボードにからめたひとりごと日記です

Both sides now



しなやかに流れる天使の髪

私はそんな風に雲を見ていた



でも雲はただ太陽の輝きをさえぎるもの

あらゆる場所に雨や雪を降らせるもの



やりたい事が沢山あったのに

雲によって閉ざされた



私は両側から雲を眺めてみる

上からも下からも



でもそれは私が抱いた雲の幻影

雲の本当の姿は分からない




おとぎ話が叶う気がする

そんな風に愛を思い描いていた

でも愛なんてありふれたお芝居



私は愛を両側から眺めてみる

与えたり受け取ったり



でもそれは私が抱いた愛の幻影

愛の本当の姿を何も知らない




涙も不安も

それでも誇りを忘れない

愛してると大声で叫ぼう


夢を見て、あれこれ計画して

時にはサーカスに集まる群衆のように

私は人生をそんな風に見ていた



失ったものもあれば得たものもある

毎日を生きていればそんな事もある



私は両側から人生を眺めてみる

勝つ事もあれば負ける事もある



でもそれは私が抱いた人生の幻影

人生の本当の姿を何も知らない



私は両側から人生を眺めてみる

上からも下からも



そして今だにどういうわけか

思い浮かぶのは人生が生み出す幻影

人生の本当の姿を何も知らない




Joni Mitchell




Serenity Prayer

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変えることのできるものについては

それを変える勇気を



変えることのできないものについては

それを受け入れるだけの冷静さを




変えることのできるものと

変えることのできないものとを

識別する知恵を与えたまえ



『ニーバーの祈り』より



God, give us grace to accept with serenity

the things that cannot be changed,

Courage to change the things

which should be changed,

and the Wisdom to distinguish

the one from the other.


--Reinhold Niebuhr



風の歌を聴け






さて、ジュゴンが生息しているエリアの近くまで行く手段





ネットには詳細が出てなかったので現地で情報の収集を





町の人を見つけて

再びこのコマンドの登場です


⇒ はなす
 じゅもん  
 どうぐ
 ける
 にげる





遠くの方へ行きそうなバスの乗り場で

聞き込み開始!


「そのあたりまで行くバスはないよ」

「下の村まで行ってそこからボートで行けるよ」

「バスはあるけれど途中の村までしか行かないよ」
etc...





みんな自分の行動範囲のことしかあまり知らない場合が多いようだ


うむむ...


輸送物資に乗っかるのが一番確実か





ということで

食料と材木やら色々な材料と手押し車と共に運ばれることにした






トラックに揺られること3時間ほどで目的の村へ無事到着!





案内をしてくれる親切な少年











目的だったジュゴンは、初日の午前中にあっさりと見つかる

海水の色まで
ほぼ写真と同じ





違いとしたらコバンザメが腹の下にくっ付いていたくらいで


海面に鼻を出して息を吸い込み

潜ったら海底の砂をしばらくむしゃむしゃ食べる


草を食べているらしいが私の肉眼では草の存在は確認出来ず


そしてまた、海面に上がって息を吸い

潜ってむしゃむしゃ...

その繰り返し


保護法で一定の距離までしか近寄れないのと


人間に襲われたことのないジュゴン

逃げもしなければ相手にもしない


人間なんてアウトオブ眼中


そんな感じでした






はい

では、今回の旅で一番気持ち良かった場所を紹介します







山の上の草原

同じ空気とは思えないように澄んでいて


草の良い匂いと暖かな日差しと


遠く向こうのほうからやってくる風に耳を澄ませながら

柔らかな草と土の上に寝っ転がって昼寝をしたら

最高に気持ち良すぎた






昼に食べようと携えていった春巻が腐ってしまっていて


その後、お腹を壊したのも

まあ、よい思い出笑


I don't mind!







Dugong






久しぶりに日本を離れて東南アジアへ


人間のいるところはこんなにも明るい


人間という生き物の暮らしが放つ光


夜の空から見る都市は、
綺麗にしか見えないから不思議だな


わかっているようでも

離れてみて、初めてわかることは沢山あって

きっと本当はもっと知らないこと知りたいのだと思う


いつか自分の目で

地球の外から地球を見ることはあるだろうか


その時
私という人間は何を感じ、何を思うのだろう



冒険には2種類あって

ひとつは上を目指す登山のようなもの

ひとつは地平線、横を目指す縦断や横断のようなものに分けられるらしい


面白いもので

何に興味が湧くかは人それぞれ


かく言う私は横と下に興味が湧くようだ



So

これから会いに行きます

あなたのもとへ





ジュゴン








MAGNUM45






キックを始めて、7ヶ月。

初めての後楽園ホール

新日本キックボクシングの試合観戦に行ってきた!


ライブやYouTube那須川天心の動画はよく見ているけれど


やはりリアルは熱が、迫力が、全然違う!


めっちゃドキドキしたよね


苦しいところになってからの更に繰り出せる強さ


本当にカッコイイ!


2戦2勝おめでとう!!


真似してめっちゃシャドゥやろう


フック、アッパー!


フック、アッパー、ボディ!

肘!!




免許証だけ、ちょろっと強くなった笑







bye!







Daisetsuzan






September 12

去年は台風の影響で道が崩壊し営業出来なくなってしまった山荘へ

予報はずっと雨だが...





しとしとと森にとっては恵の雨か

上がって行くと紅葉も始まっていた





大雪山の森に秋が来た

これはまだ4割ほどらしい





沼に映し出された森の姿にため息

ウラジロナナカマドの緑から赤、黄色具合がなんとも素晴らしい

雨が降ってガスっていてもこの色映え!





ここ大雪山高原温泉地域では野生のヒグマが暮らしているので

大雨な天気でもカメラを担いで上がって待機している監視員のひとたち

この監視員の方々がなんとも素敵なひとたちだった


今、当たり前のように自分たちの傍らにあるものへの違和感

それを疑問に思う気持ちや、一律にならされてく感じとか

死ぬことや生きているということ

アマゾン川で出会った何百年も前を旅する旅人の話などを聞けたり

ここに来れた事が本当に嬉しかった


自分の言葉で話しができるって

とても素敵だな


今年の山荘の営業もあと残すところ数日


紅葉を終え、

また一面の雪景色へ静かに戻って行く



変化は循環


森も、星さえもずっと同じ場所には留まってはいない

すべての形は変わり続け、巡り、在る

それが本質


だから
たとえどんな感情になったとて

悪いことではなく、とても尊いこと


変化を受け入れる勇敢なすべてのものに

畏敬の念を



大雪山の森に生まれて

またその土に戻って行くヒグマの一生は
なんて美しいのだろう










されど空の蒼さを知る






ご無沙汰しています

こんなに長い間放置していたのに

まだ見てくれているあなたの尊い存在


ひとやなにかとのつながり

これに優る喜びはない


ありがとうございます


最近は九州が気に入りすぎて

去年から4回ほど行きまくり
(鹿児島、宮崎、熊本、長崎)





今は北海道は旭川

上忠別山の近くにいます


昨日からずっと雨がパラついていて


すずらんは雨に濡れると花びらが透明になることを山で出会ったおじちゃんから教えてもらった





明日は旭岳へ

天気も良くなるみたいで楽しみだ





人生や何もかも

自分の思い通りになることが
良い事だと思っていた頃にはわからなかった世界


そうしなければ、とか
そうしたほうがよいだろう、とか
それがあたかも自分のやりたいことだとか

自分や何かをコントロールしようとしなくなると


本当のところ

何がどうあってもかまわない


それは何もジャッジしない状態で


してもいいし、しなくてもいい
あってもいいし、なくてもいい


あれをしたら大丈夫とか
こうなったら幸せだとか
こうあるべきなんだとか

そういう決めつける事をしなくなると

なんともフワリと軽くなる


目に映る世界が変わり

優しい気持ちでいられる


起こる出来事に

意味を決めつけていたのはいつだって自分だった



もはや条件付きの何かに興味は惹かれず


きっと本当の意味での悪いことは何ひとつなくて


辛いとか悲しいとかそういう感情になる時があっても

それすら悪いでも良いでもなく


自分が自分らしくいられるほうを
選ぶことが自由で


それが人生であれば

他のものはおまけでしかないのかもしれない



おおかたが

有限という幻想を持って

観念というルールをわざと持って

人間というものを楽しんでいる



それでは皆さん


ごきげんよう


さようなら