風太郎日記

スノーボードにからめたひとりごと日記です

Linapacan Island






サンフェナンドを出航してから3時間くらいで

経由地のリナパカン島へ

ナイジェリアとイングランドの女の子とその連れ

あと数人の島の人が降りて行った


出発まで30分くらいあると言うので

パウロとちょっと散策へ





焼けるような日差しで

アイスあったら食べたいなとウロウロしたけれど





そんなものは見つからず...

パウロはポテチとかお菓子とコーラを沢山買っていた笑

絵に書いたようなアメリカ人だな!

just kidding haha





そして、再び船はぐんぐん進む





少しずつ陽は傾き

気がつけばだんだんと空の色が変わってゆく

















見たことのないくらいの一面に広がる

カメラに収まりきれないほどの赤

だんだんと反射し続けていく、その赤と黄色が

雲から海まで、空気までをも染めていく情景にうっとり





コロン島へ着く頃にはすっかり日が落ちて真っ暗に


でも、昼過ぎまで待ったおかげで綺麗な夕陽も見られたし

島にはあんなに沢山いた蚊が、海の上には殆どいなくて

心地よい風に吹かれて、水平線を眺めながら

寝台で寝ては起きてとうつらうつら

6時間があっという間の快適な船旅だった


そして、待ちに待ったコロン島へ上陸!









San Fernando






行ってみたかった所へ!パート2

沈没船が見られると言うコロン島


ネットで調べる限り、

コロン島へ行くフェリーはエルニドから出ているので

再びエルニドへ戻らねばならぬ


が、

地元の人の話だと

ここから少し北上した村からも

明日はコロンへ行く船が出るとのこと


まじか!やったー!


隣り宿に居た、たまたま同じ日にコロン島へ渡る

ユタから来た元アメリカンネイビーのパウロと共に

車で30分程走ったところにある村
サンフェナンドへ





張り切って、朝6:30に到着!

が、天気が微妙らしく12時までwaiting...





遊ぶ子供たちと戯れる犬にちょっかいを出して時間を潰す





そうしていると、

漁から戻ってきたおじちゃんが

取ってきた獲物を分けてくれた





馬糞ウニ!

おおおおお




食いしん坊、パウロが40ペソで譲り受ける

私はそれをジャイアン的に横から頂く





近所の家で調理してもらう

フィリピンはこの食材持ち込み制度がポピュラーで楽しい♪





切ってスプーンでくり抜き、醤油と共に

ご飯に乗せて食す!


うーん!なんだこれ、甘くてとろける感半端ない

新鮮なものはこうも違うのか

めちゃめちゃご飯が進む〜





そんなこんなで6時間ほど経ち、

テスト航海から戻ってきた船員のGoodサインに皆拍手喝采

わー!

よかった!





finally! 出航ー!





船長のお父ちゃん

最初は無口だったけど

そこの寝台で寝てるがいいよ。とか

ごはんだぞ。と持って来てくれたり

何とも優しい!


航海の途中で皆に振舞われた昼ごはん

魚を半分にぶった切って素揚げしたものとライス

味付けは塩をかけただけ

それが今まで食べた魚料理の中で断トツに美味しかった!

また食べたい

思い出してもまじヨダレ!


海すごいな

そして、船乗りかっこいいな!







Makinit Hot Springs






朝から天気が良かったので隣の宿から原付をレンタルして

40分くらいのところにあるという温泉へ

途中、ついでに地元の人のおすすめ

Nacpan beachにも行ってみた





きれいなビーチ!





が、もはや観光地化されたビーチに

特に何の興味も惹かれず







即Uして、目的の温泉探しへ





看板など一切ないので

アバウトな地図を片手に

何度も畑にいる人たちに聞いて回る





この森の奥にあるらしい

ちなみに入口は誰かの家の庭を横切り、

豚小屋を通り畑の脇から柵を越えて、さらに奥へ進む

たまたま近くに農作業していたおじいちゃんがいて

詳しく教えてくれたが

まず自力で見つけるには相当レベル高い!





川遊びをして泥まみれのまま昼寝をする豚

近づいていったこの後のリアクション!

まさかの豚の可愛い一面を垣間見れた

世界は驚きに満ちている





ついに硫黄の様な匂いと

それらしきものを発見!

これで飲めと言わんばかりのコップ





緑色は硫化水素量が多い泉質?

しょっぱかったからナトリウム硫酸塩泉あたりだろう





しかし残念な事に

お湯は50〜60℃くらいでめちゃくちゃ熱くて

足湯すら出来ない!

端っこなら少しは温いかもと徘徊していたら

沼になっていて落ちたし...

熱湯コマーシャルかよ!とひとり泣きそうになった






野湯探しは続く



Sibaltan






フィリピーナとフィリピーノは音楽大好き!

島ではイヤホンなしの携帯のスピーカーで
好きな曲をガンガンかけて歌っているひとが多い

freedom!haha





宿から探索しながら30分くらい歩いてエルニドの市場へ

食料にいつもの四角いバナナを購入
6房で14ペソ(30円)

レッドバナナもあったから買ってみた

でもやっぱりいつもの黄色い方が美味しい

本当にこの四角いバナナはやみつきになるウマさ!





楽しみにしていたここの宿にはこれがある!





ジップライン!

島から隣の島へ、ビューン!とターザンごっこができるっていう


爽快すぎて、2往復したけれど全然足りない!

やる時は出来る限り重りを付けてもらうのが絶対おすすめ!で

ウエイトないと途中で止まってしまう...


まあそうすると反対側からスタッフが助けに来てくれて

それがヒーロー的でドキドキしたりもするのだけれど笑


翌日、賑やかなエルニドにはgood byして

そこから更に東へ





車で1時間ほど行ったところにある村 Sibaltanへ

向かう途中の道から見える田園風景が

ちょっとだけパナウェみたいで綺麗だった





宿はシバルタン村から歩いて10分ほどにある

トイレ、水シャワー別のコテージ

ここでは生まれて初めて蚊帳の有り難みを知る





到着してから荷物を片していた1分くらいの隙に

mosquitoに5箇所も刺され

一瞬でも止まっているとやられるという危機感と
常に繰り広げられる蚊との戦い!

ハーハーゼーゼー





唯一の安らぎの時間が過ごせる蚊帳の中

おかげで潜った後はオートで昼寝コース

エルニドの海では初めての直径3mくらいありそうな
見事な一枚のテーブル珊瑚や

大きすぎる薔薇の花の様な珊瑚、大きな枝サンゴなど

見慣れるまで毒々しくて不気味だった笑

魚は相変わらずキラキラの蛍光色で

きれいを振りまきたくさん泳いでいる


シバルタンの海は、風もなく穏やかで潜りやすく

向いに見える小さな無人島まで泳いで40分くらいで行けたり

2時間海→昼寝、海→昼寝のルーティーンが最高に気持ち良い

毎日無人島まで泳いでいたおかげで体力もついたし!

やったぜ

haha








El Nido






行ってみたかった所へ!シリーズ

フィリピン最後の秘境と言われ、世界一美しい島にも選ばれた

エルニド

あのジャック・マイヨールが愛した海でもある


水深100mの境地にはまだ遠く及ばない私だが、

最近、素潜りグッズの軽量化に成功したので
リュックが一回り小さくなった!


荷物は限りなく少ないに限る





夜便にて成田からマニラへ

ずっと世界の空港ランキングワースト3に入っていたマニラ空港


そんな空港で深夜到着し一晩、翌早朝の国内線待ち

ワースト3なんて言うからびびっていたけれど

wifiあるし、コンセントあるし

イスが少ない分、みんな床でゴロゴロしているし

居心地はなかなか悪くない


ターミナルからターミナルへの移動のバスがかなり時間かかったけれど

空港内はそこそこ出入り口のセキュリティもあって良かった


翌朝、何事もなく無事プエルト・プリンセサへ





途中、ほこらの牢獄の様な島の上を飛んで

朝7時にエルニドのあるパラワン島に到着し

ここからは、乗り合いのバンでエルニドタウンへ向かう


たまたま声をかけたお兄さんに召集された
フィリピーナ3人とヨーロピアン2人と日本人1人を乗せ

道幅も広くないガタガタボコボコ、クネクネ道を120kmで爆走!

これは何のアトラクションか?てくらい

右に左に、振られる振られる!

そして、前ゆくトライシクルや原付きをガンガン飛ばして
追い抜いて行く...


普段は6時間くらいかかるらしいが

途中、お昼休憩とトイレ休憩をはさみつつも

この運ちゃんのドライビングテクニックにより4時間半で到着!

早っ





道路には犬やら猫やらにわとりやら

しまいには、牛やら豚やらヤギまでもが...

ここはブレーメンか?

いろいろな動物たちが、ぐでーんと寝そべっていて

いつひいちゃうんじゃないかとヒヤヒヤした





セブでも体験したけれど

こっちではクラクションの用途がまったく違う笑


エルニドタウンは学校やら現地の町の人々で賑わっていて

至るところで工事が進められていた

これからますます観光地化が進んでいくのだろう


この日は、そこから少し南下した海沿いのコテージに泊まる

目の前はビーチ

この環境がたまらない





続く




見いだすこと








問題は問題ではない


自分が問題と考えるそのものを通して、何を見るのか

ひとつじゃなくいろんな角度から見ていけるようになることが

創造性を培っていくのだろう


人はいつも無意識のうちに

自分の心を通して風景を見る


忘れないで


目に見えることだけがすべてではないのだと言うことを



私によって作られる、私の世界


あなたによって作られる、あなたの世界


何がどうあっても構わない


思いわずらうな、心のままに進め




Even if I knew that tomorrow the world would go to pieces, I would still plant my apple tree



Martin Luther






えん






今回の旅はドラクエ方式を採用して

村から村へ
会う人、会う人に話を聞いてその情報の

その場所へ行ってみるというやり方で進むことにしてみる

普段はあまり出てこないコマンド◆話しかける





最初の宿では、

去年道端でばったり出会った子猫と飼い主みっちゃんと偶然の再会!

あんなに小さかった子猫は成長してこんなに立派に




相変わらずの人懐っこさで

部屋を出て戻ってくると、
いつの間にやら私のベッドで寝ているとか...




うーん、可愛すぎる!

人見知りなんてなんのその





まず初日は宿のお母さんから聞いたタラソ奄美

そして翌日はタラソのプールにいたおばちゃんから聞いたところのカフェへ





そこはこの先のジャングルの中にあって

自分で作った野菜や卵とか材料で料理を出してくれる

お店の建物自体も全部手作りで味もびっくりな美味しさ!

本当すごい


お土産にオイルじゃない、むしり立てのレモングラスとミントをもらって
めっちゃ美味しいハーブティーを飲んだり

なんだこの流れは!という

楽しい流れに流され


そして、請島へ





そこは加計呂麻島よりもっともっも自然が豊かに残っていて

野生の生き物がこれでもかってくらい元気で

とりあえず虫は全部やたらでかい!


何もないと聞いていたけれど

逆に、

他にはもうないものがたくさんあって


日が落ちると生け垣を普通に飛びまわる

たくさんの蛍たちの幻想的なまでの姿や


アマミヤマシギ
ハブ
イノシシ
野生のヤギ
アオウミガメ
モンガラカワハギ
イチモンジブダイ
イツロウチャン
イルカ


ここで初めて出逢えた生き物たちが忘れられない



















bye!